「人生を変えたい」「このままは嫌だ」と思っていても「こうありたい」という理想は無い。
今の仕事にワクワクもしていないし、他人に熱く語れる将来像も無い。
1年前の僕はそんな感じの状態でした。
そして、人生を変えたいと思っていました。
ビジネス・ブレークスルー大学学長で経営コンサルタントの大前研一さんは「人間が変わる方法」として以下の3つを挙げています。
- 時間配分を変える
- 住む場所を変える
- 付き合う人を変える
また、「人間が変わるためには意識を変えるのではなく、環境を変えるべき。」というのも、よく言われますね。
ただ、これらは進む方向が決まっている人が具体的に実行する方法論であって、自分が進む方向が定まっていない人に対しては有効ではありません。
人間を変える方法であって人生を変える方法ではないのです。
人生を変えるには人に会うこと
人生を変えるという事は、今あなたが進んでいる道とは違う道を歩むということ。
しかし、「今とは違う道歩む」といっても進む方向が分からないと歩み出すことが出来ません。
そこで必要になるのが、自分が理想とする人生を既に歩んでいる人に会うことなのです。
つまりは、自分が進みたい道を先に通った人に、この道の歩き方やこの道を進むとどういう事があるのかを教えてもらうという事です。
情報を得るという意味ではわざわざ直接会わなくても良いのですが、刺激を受けるという意味で直接会う価値があり、ブログを読むよりも本を読むよりも動画を見るよりも強い刺激になります。
この強い刺激こそが人生を変えるために大切な1つ目のことなのです。
今まで培ってきた常識は中々変わらない
しかし、今まで長年かけて培ってきた自分の中での常識というのは中々変わらないもの。
自分が「進みたい!」と思う道に出会っても、中々行動に踏み切れません。
これまで作り上げてきた自分が持っている常識が邪魔して進みたい道に進めないのです。

そこで、重要なのが「複数回」会うという事。
これは同じ人に「複数回」でも、同じような道を歩んでいる人「複数人」でも、どちらでも構いません。
自分の常識外の強い刺激に複数回触れることによって、ある時に常識による縛りがフッとゆるくなり、その呪縛から抜け出せるのです。

自分が進みたい道を既に歩んでいる人に直接複数回会う。
「直接」会って強い刺激をもらう事と、「複数回」刺激をもらうことが重要なのです。
みんな同じ「人」
年商1億稼ぐブロガーも、旅しながら生きてるフリーランスも、ゲームだけして生きているプロゲーマーも、皆実際に存在する「人」。
実際に会うと、それまでSNSや本や動画の向こうにいた人を「リアルな存在」として感じる事ができます。
「この人実在したんだ」
「ホントにこんな人生を歩んでいるんだ」
そして、徐々に徐々にですが、「実際にできている人もいるんだし、自分もできるかも」と思えてきます。
この「かも」が大切です。
人生を変えるのは、この「できるかも」の「かも」。
「絶対実現してやる」と決意して意識を変えても、意識だけでは続きません。
「できるかも」でドンドン挑戦する。行動する。
そのキッカケをくれるのが、「自分が進みたい道を既に歩んでいる人に直接複数回会う」ことなのです。