元求人屋が教える今の転職市場。売り手市場の罠とは?




こんにちは!

元求人屋のブルゾンみきおです。

今の転職市場は「かなりの売り手市場」と言われています。

「転職するなら今だ!」「転職するのに有利だ」と。

皆さんはそんな実感がありますか?

そして、これって実際のところどうなんでしょうか?

そこのところ人材業界でどっぷり営業をしていた元求人屋の私が解説させていただきます。

まずはデータを見ましょう

こちらのグラフは新聞やTVでよく聞く「有効求人倍率」という数字の推移を1972年から2017年まで並べたもの。

有効求人倍率は働く側からすると「就職しやすさ」を表すのに使われ、逆に雇う側からすると「採用難易度」を表すのに使われます。

・・・・・リーマンショック以降の上がり具合エグくないですか??

それだけ売り手市場の状況が進行しているという事になります。

※グラフは厚生労働省のHPのデータより作成(普通のニュースではパートを含んだ数値が出てくることが多いですが今回はパートを除く実数で出してます)

理論上は選ばなければ全員に仕事がある状態

もう少し具体的な数字を出すと、リーマンショック後の2009年は有効求人倍率が0.38ととても低い水準にありました。対して2017年は1.37です。

これがどういう事なのかというと・・・。

リーマンショック後の2009年は1人に対して0.38件しか仕事がなかったのに対して、2017年の段階では1人に対して1.37件の仕事があるという事なのです!!

こうして比べて見てみると、いかに仕事を探している方が有利な状況が分かると思います。

そして、理論上「選ばなければ」全員に仕事が行き渡る状態と言えます。(もちろん、実際はそうもいかないんですけどね)

今の売り手市場の罠

これだけ売り手市場だと「選び放題だぜ!いえーい!」といった具合に転職が上手くいくのかな?と思う方もいるかも知れません。

・・・・・が。そういう訳でもないんじゃないかなぁ。と思います。

僕がそう考えている理由は2つあります。

1.売り手市場とはいえ人気の仕事はすぐに埋まるから

出典:https://doda.jp/

上の写真は職種毎の転職希望者数を表しているのですが、職種によって大分バラつきがあると思います。

売り手市場というのは企業側からすると採用難の市場と言えます。

しかしながら、僕が人材業界に居ての実感値として、採用難であっても人気の職種にはあっという間に応募が殺到します。

特に事務系・企画系なんかの仕事はスグに埋まりますね。

つまり、売り手市場で仕事が選べるかというと、そういう訳でもなく、あまり人気の無い仕事が余っている状況なのです。(少し大げさな言い方ですが)

2.選択肢が多いから良いとは限らないから


これは「選択肢が多い」=「正しい選択ができる」ではないという事です。

沢山の選択肢から仕事から仕事を選べる今だからこそ、正しい選択ができる力が必要だと言えるでしょう。

しかも、ここ最近で転職の方法も多様化してきています。

今までは転職系の会社のみが転職サービスを提供してきましたが、現在はIT系の会社がアプリを開発するなどして転職系のサービスに参入してきています。

転職の手段が多様化して便利になっていくのは良いことですが、転職する側には更なるリテラシーが求められると言えるでしょう。

この点に関しては当ブログでも正しい選択ができる手助けをしていこうと考えています。

売り手市場を活かそう

色々と書きましたが、現状で転職市場が売り手市場でチャンスなのは間違い無いです。

①売り手市場とは言え人気の仕事はスグに埋まる

②選択肢が沢山あるので自分の判断基準を持つ

という事を頭に入れた上で自分が理想とするキャリアを進んで行きましょう。

ではでは。

他にも転職関連のウラ事情を書いていますので良かったら見てってください。