マウンテンパーカーとは?歴史やデザインの秘密を解説するよ!




マウンテンパーカーは登山などアウトドアフィールドで使うことを想定して作られた高性能のパーカー。

元々は、ガチの雪山登山で使えるようなモデルが始まりのマウンテンパーカーですが、アウトドアテイストのファッションの流行もあり、各社からタウンユースできるモデルもリリースされてきています。

今回はそんなマウンテンパーカの歴史やデザインの秘密について解説しますよ!

マウンテンパーカーの原点はシェラデザインズ

画像出典:http://sierra-designs.jp/

マウンテンパーカーの原点はシェラデザインズという1965年のアメリカで立ち上げられたアウトドアメーカーにあると言われています。

ジョージ・マークスとボブ・スワンソンという2名のアウトドア好きは、ある日海で激しい嵐に巻き込まれて遭難し「過酷な環境においては自分たちが来ているウェアが生死を左右する」という事を痛感します。

そんな出来事から彼らが生み出した歴史的な名作が「60/40(ロクヨン) マウンテン・パーカー」なのです。
画像出典:http://sierra-designs.jp/

60/40 マウンテン・パーカーはコットン60%、ナイロン40%で織られた生地で作られています。

このコットン60%ナイロン40%という配分が、雨や雪が降った際にはコットンが膨張して風が入るのを防ぎつつ、ナイロンが水滴を弾くという今までの生地では考えられなかった効果を発揮するのです。

現代のゴアテックスのようなハイテク素材がない当時は画期的なアイテムでした。

他ブランドでのマウンテンパーカーの成り立ち

現在ではマウンテンパーカーを展開するブランドは多々ありますが、その中にはシェラデザインズよりも前に創業されたアウトドアブランドもあります。

ただ、そういったブランドは始めからマウンテンパーカーを作っていたのではなく、他のものを作っている中でマウンテンパーカーも手がけるようになっていったブランドが多いですね。

画像出典:https://www.aigle.co.jp/

例えば1853年にフランスで創業されたエーグルはレインブーツの製造販売からスタートしました。

そして、現在でもレインブーツがブランドを象徴するアイテムですが、マウンテンパーカーなどのアパレルも手がけるようになりました。

画像出典:https://www.millet.jp/

また、フランスでバッグ職人だったマルク・ミレー夫妻により創業されたミレーは、バッグ作りで培った技術を元にマウンテンパーカーを手がけヒマラヤ登山隊にも装備を提供しています。

シェラデザインズはマウンテンパーカーの原点というのは間違い無いですが、このように他ブランドも独自の技術を活かしつつマウンテンパーカーの開発を推し進め、現在のマウンテンパーカーの市場が出来上がっていきました。

デザインで見るマウンテンパーカー


先ほど書いたようにマウンテンパーカーの成り立ちには様々な経路があり、それがデザイン面にも反映されています。

まず、マウンテンパーカーといって多くの人が思い浮かべるのは①のようなシャカシャカした素材のスポーティーなデザインのモデルでは無いでしょうか。
画像出典:http://www.karrimor.jp/

外からの水分は弾きつつウェア内の水分は外に発散するようなハイテク素材を使用しているアイテムが多く、もともとは雪山など過酷なアウトドアフィールドでの使用を前提として作られました。

現在ではその機能性とファッション性から街着としても取り入れられることが多くなっています。

また、シェラデザインズに代表されるよう②のようなクラシカルなデザインのマウンテンパーカーも根強い人気を誇っています。
画像出典:http://sierra-designs.jp/

もちろん、機能性でいうとハイテク素材を使ったマウンテンパーカーには敵わないのですが、60/40 マウンテン・パーカーはコットンを含んでいるので素材に味がある点が人気です。

デザイン的にもアウトドアコーデやアメカジコーデにも取り入れやすい点も人気の秘密となっています。

加えて最近では③のようにファッションブランドが独自にマウンテンパーカーを作ってるケースもあります。

画像出典:https://www.gu-japan.com/jp/pc/

ユニクロGUといったファストファッションのブランドからBEAMSユナイテッドアローズのようなセレクトショップまで、幅広いファッションブランドがマウンテンパーカーを手がけています。

ファッションブランドが手がけるマウンテンパーカーは機能性よりは見た目を重視して作られることが多いですね。

性能で見るマウンテンパーカー

マウンテンパーカーの性能は種類が膨大すぎるので、ここで全てを説明することはできません。

というのも各メーカーが独自の技術を持っているのでメーカーの数だけ性能の種類があるからです。

なので、この記事では「撥水」「防水」「防水透湿性素材」の最低限抑えておくべき内容だけ説明します。


撥水と防水は分かりやすいですね。撥水は水を弾く。防水は完全に水を通しません。

防水透湿性素材だけ少し難しいですが、代表的なのが「ゴアテックス」です。

ここまで説明すると分かる人も多いかもしれませんが、防水透湿性素材は雨などの外からの水は弾きますが、汗などウェア内の水分は外に逃がすという夢のような素材となっています。

そして、防水透湿性素材はメーカーによって色々な呼び名があるという感じですね。

画像出典:http://www.columbiasports.co.jp/

なので、自分がどんなシーンでマウンテンパーカーを使うかを考えて「撥水」「防水」「防水透湿性素材」のうち、どんな性能を持ったマウンテンパーカーが必要なのかを考えると良いですね。

加えて、防寒や防風に関してもメーカー独自の仕組みがあるのでチェックしておきましょう。

マウンテンパーカーの世界へようこそ

画像出典:http://www.goldwin.co.jp/tnf/

いかがでしたでしょうか?

マウンテンパーカーに関してまださわり程度しか話していませんが、かなり奥深い世界が広がっている事がお分かり頂けたのではないかと思います。

まだまだマウンテンパーカーの魅力だったり、各ブランドの特徴一押しのアイテムの情報などもありますので引き続き更新していきますね!

ではでは。皆さんと素晴らしいマウンテンパーカーの出会いがありますように!