ロードバイク歴10年の俺がヘルメットの選び方を解説するよ(オススメの14メーカー付き)

こんにちは!ロードバイク歴10年のオオホリ(@OOHORI_bicycle)です!

本格的にロードバイクに乗る際には必須となるヘルメット。

今回はその選び方に関して解説するよ!

ロードバイクに乗る際はヘルメットは必須

「自転車を買ったんですが、次に何を買えばいいですか?」と聞かれたら、僕は真っ先に「ヘルメット!」と答えます。

ロードバイクに乗る時はヘルメットが必須なのです!!

ヘルメットが必須な理由

  1. 見た目の面で必須
  2. 安全面で必須
  3. 社会面で必須

1つ1つ解説しますので、詳しく見ていきましょう!

【1】見た目の面で必須

自転車に乗る時にヘルメットをするなんてダサいと思う人もいるかも知れません。

でも、最近のヘルメットはデザイン性も上がっていて、サイクルウェアと組み合わせると最高にカッコイイんです!

 

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サイクルウェアにビンディングシューズのサングラスにヘルメット・・・これの組み合わせが自転車乗りのファッションみたいなもの。

自分にフィットしたヘルメットを見つけることは、カッコイイロード乗りになるためには、必須な第一歩と言えるでしょう。

【2】安全面で必須

ヘルメットをする一番の目的が安全面ですね。

万が一の事故などの際に、頭を守る役割を果たします。

ヘルメット着用の死亡率への影響に関しては諸説あるようですが、着用によって間違いなく安全性が高まることは確かです。

【3】社会面で必須

実は、自転車に乗る際にはヘルメットの着用義務はありません。

ただ、現在ではプロのロードレースではヘルメットの着用が義務となっており、ヘルメット無しで走っていると自転車乗りからは白い目で見られるでしょう。

ヘルメット着用への大きな動きがあったのは、1995年のツール・ド・フランス。

第15ステージのポルテ・ダスペの下りで落車したファビオ・カザルテッリ選手が道路脇のコンクリートブロックに頭部を強打して死亡する事故があってからです。

『ヘルメットを被っていれば生命は助かったのではないか』という意見も出て、再度、レース中のヘルメット着用を義務付けようという動きが起きましたし、自発的にヘルメットを被る選手も増えてきました。

その後も、ルールは何度か変更されたと思いますが、決め手となったのは2003年のパリ〜ニースでのアンドレイ・キヴィレフの落車事故死です。

この事故によって、ヘルメット義務化への動きが加速し、2004年だったかに、プロも含めて全員がレース中のヘルメット着用が義務付けられました。

Yahoo知恵袋か「今、テレビで1998年のツールドフランス?が・・・・」より

これまで様々な自転車乗りの歴史が積み重なって、今のルールが出来ているということですね。

ヘルメット選びの極意は実際にかぶること!

服でも靴で一緒ですが、ネットで良いなと思っても、実際に試着すると色やデザインが似合わなかったり・・・。

ましてやヘルメットの場合は、頭の形がみんな違うので、実際被ってみないと分かりません。

自分がかぶりたいと思うモデルやサイズがお店にない場合もあります。

なので、オススメの方法としては、ネットで良さそうなモデルをピックアップして実際にお店に電話をすることです。

中古ヘルメットってどうなの?


自転車専門の中古屋やリサイクルショップ、最近やメルカリなどもあるので中古のヘルメットも多く出回っています。

ただ、ヘルメットは何もしなくても3年で交換というのが目安です。

中古品はどのように扱われていたのかも分からないので、新品で買って愛用するのが無難です。

ネットで買うのはどうなの?

https://www.amazon.co.jp/

ヘルメットは実際に被って自分の頭に合うか確かめるのが一番。

でも、近くのお店には目当てのヘルメットが無かったり・・・。

そんな時は、ネットであれば豊富な種類やカラーの中から好みのヘルメットを選ぶことができます!

ヘルメットは何年か使うケースが多いので、お気に入りのモデルを選びたいですね。

オススメのヘルメットメーカー13選

ロードバイク向けのヘルメットメーカーを集めてみました。

お気に入りのデザインがあった場合は、近くの自転車屋さんに電話して在庫があるか問い合わせてみましょう!

その際は在庫の豊富な、大きめお店をピックアップした方がいですね。

1.日本発の世界基準ヘルメット / OGK KABUTO


OGK KABUTO(オージーケーカブト)は1982年創業の日本のブランド。大阪に本拠地を置いている。

もとはバイク用のヘルメットからスタートしたが、現在ではスポーツ自転車の市場でもシェアを伸ばし、プロチームにヘルメットを供給するなど、世界的に活躍している。

日本人の頭の形に合わせて作っているのが売りで、エントリーモデルから幅広く展開。使っている人が多い定番的ブランドですね!

フラッグシップモデル / ZENARD

重さ 195g〜240g
価格 ¥21,500

最軽量モデル / FLAIR

重さ 170g〜185g
価格 ¥21,060

 

2.乗馬の時代からヘルメット一筋の老舗 / LAS


LAS(ラス)は1974年に乗馬用のヘルメットからスタートしたイタリアのブランド。

40年以上イタリアンメイドに拘り続けており、自転車だけでなく、アイススケート・カヌー・ラフティング・クライミングなどのスポーツのヘルメットも手がけています。

長い歴史の中で数多くのプロスポーツチームをサポートしてきた老舗ブランドです。
 
LASの最新モデル / COBALTO

重さ 220g〜250g
価格 ¥18,500

LASの代名詞 / VICTORY

重さ 260g〜280g
価格  ¥25,500

 

3.丸みを帯びたデザインとポップなカラー / POC


POC(ポック)はスウェーデンの新鋭ブランド。

スキーやマウンテンバイクヘルメットの開発で培った技術をもとにロードバイク用のヘルメットも展開しています。

ロードバイク用のヘルメットは流線型のレーシーなデザインが多い中、POCのヘルメットは丸みを帯びたようなデザインが最大の特徴。

性能も折り紙付きでプロチームにもヘルメットを供給しています。

POCといえばコレ / Octal

重さ 185g〜225g
価格 ¥32,400

エアロ効果を高めたモデル / Octal Aero

重さ 215g〜265g
価格 ¥43,200

 

4.ワールドチームに供給する実力派ブランド / MET


MET(メット)は1987年に創業のイタリアのブランド。

カラフルで高性能。デザイン性も優れており、高性能モデルからエントリーモデルまで幅広く揃えています。

2017年はディメンションデータとUAEチームエミレーツの2つのワールドチームにヘルメットを供給する実力派ブランド。

METの最高峰 / TRENTA 3K CARBON

重さ 215g(M)
価格 36,400円

空力性能を高めたクローズドモデル / MANTA HES

重さ 200g〜230g
価格 23,800円

 

5.近年のツール・ド・フランスを制したヘルメット / KASK


KASK(カスク)は2004年創業のイタリアのブランド。

2015年〜2017年までツール・ド・フランスで優勝しているクリス・フルームにヘルメットを供給しています。

ワールドチームのチームスカイと共同開発しており、ヒルクライム用のヘルメットなど意欲的なモデルを数多く展開中。

Team SKY共同開発のヒルクライムヘルメット / VALEGRO

重さ 180g
価格 ¥28,500

コンパクトなスタンダードモデル / MOJITO

重さ 220g(M)
価格 ¥18,500

 

6.最新技術を取り入れたヘルメット / GIRO


GIRO(ジロ)は、インダストリアルデザイナーでサイクリストでもあるジム・ジェンテスが、1985年に創業したアメリカンブランド。

1989年のツール・ド・フランスにおいて、エアロタイプのヘルメットを持ち込み、大きな衝撃を与えました。

ロードバイクフレームにカーボンを使用するのが普及すると、GIROではヘルメットの内部補強素材にも先駆けてカーボンファイバーを使用するなど新しい挑戦に定評があるブランドです。

GIROのフラッグシップ / SYNTHE MIPS

重さ 272g(M)
価格 ¥34,000

最軽量レーシングモデル / AEON

重さ 222g(M)
価格 ¥26,000

 

7.巨大メーカーTRECKの傘下/ BONTRAGER(ボントレガー)


BONTRAGER(ボントレガー)は1980年にアメリカのカリフォルニア・サンタクルーズのガレージの中で、キース・ボントレガーが立ち上げたブランド。

モトクロスの選手兼メカニックとして活躍してた、キースは「高剛性で軽量」というシンプルな考えのもとバイクパーツを製作していました。

現在では自転車メーカーのTRECK(トレック)の参加に入っておりヘルメットだけではなく自転車に関わる様々な物を作っています。

最新モデル / Velocis MIPS Asia Fit Road Helmet

重さ
価格 ¥23,149

 

8.プロ用からママチャリ用まで手がける巨大ブランド / BELL(ベル)


BELL(ベル)は1954年創業のアメリカのヘルメットメーカー。

グランツールを主戦場とするプロロードレーサーから、週末に汗を流すファンライダー、子供を乗せて走り回るママ達まで幅広い製品を展開するメガブランドです。

60年の歴史を誇るヘルメットの老舗。

BELLのフラッグシップモデル / ZEPHYR MIPS

重さ 250g〜313g
価格 31,320円

ZEPHYRを受け継ぐバランスモデル / STRATUS MIPS

重さ 290g〜320g
価格 23,760円

 

9.世界的な総合自転車ブランド / GIANT


GINANTは1972年創業の台湾のブランド。

始めはOEM事業で他のブランドのパーツなどを製造していましたが、1981年には自社ブランドのGIANTを立ち上げ。

現在ではツール・ド・フランスなどのグランツールに機材を提供するほどの世界的な自転車ブランドに成長しました。自転車のフレームからスモールパーツ・ヘルメット・アパレルまで総合的に展開しています。

ハイエンドモデル / REV ASIA MIPS

重さ 260g(M)
価格 ¥16,000

エアロモデル / RIVET ASIA

重さ 295g(M)
価格 ¥16,000

10.2001年創業の新鋭ブランド / rh+(アールエイチプラス)


 rh+(アールエイチプラス)は2001年創業のイタリアのブランド。

ヘルメット・サングラスメーカーのBRIKOでデザイナーを務めたアルベルト・ブリリョーネが立ち上げました。

 rh+というブランド名は「全ての人に受け入れてもらえるブランドである為に」という考えのもと、RH血液型の中で多くを占めるRH+型になぞらえて名付けられました。

フラッグシップモデル / EHX6072 Z-ALPHA

重さ 265g〜315g
価格 ¥21,000

ミドルモデル / EHX6055 ZY

重さ 240g〜290g
価格 ¥17,000

 

11.ミラノでの自社生産にこだわる / selev(セレーブ)


selev(セレーブ)はイタリアのヘルメットブランド。

ミラノ郊外で自社生産にこだわりヘルメットとバーテープを作り続けています。

しかし2017年をもって会社を畳んでおり、現在流通しているモノしか入手することはできないのが難点。

12.90年以上の歴史を誇る老舗ブランド / LAZER(レイザー)


LAZER(レイザー)は1919年にベルギーにて創設されたヘルメットブランド。

90年以上を歩んできた世界屈指歴史を誇ります。

UCIワールドツアーでは、LottoNL-JUMBO、日本国内ではシマノレーシングをサポートしています。

フラッグシップモデル / Z1

重さ 190g(S)
価格 ¥20,810

コスト重視モデル / Blade

重さ 240g(M)
価格 ¥8,640

 

13.穴あきヘルメットが人気 / catlike(カットライク)


catlike(カットライク)はスペインのヘルメットブランド。

通気性を確保するためにヘルメット全体に沢山の穴を開けた独自の形状が特徴となっています。

プロチームにもヘルメット供給する性能も魅力の1つです。

最新モデル / Mixino

重さ 210g
価格 ¥26,090

ロングセラーモデル / WHISPER

重さ  260g
価格 ¥20,543

 

14.数多くのワールドツアーチームにヘルメット供給 / BBB


BBB(ビービービー)は1991年にオランダで創業されたブランド。

開発担当から営業担当に至るまで全員が熱心なサイクリストで有ることで知られるBBBの商品は社員自身が使用し、さらに磨かれていきます。

FDJ・Cofidis・Quick-Step・Vacansoleil-DCMなど数多くのプロチームにヘルメットを供給していることからも、その品質の高さが分かります。

フラッグシップモデル / イカロスV2

重さ
価格 ¥24,000

ミドルモデル / ファルコンV2

重さ
価格 ¥16,000

お気に入りのモデルは見つかりましたか?

以上、ヘルメットの選び方に関してでした!

ぴったりハマるヘルメットが手に入るとスグに走り出したくなりますね!

安全に気をつけて、皆様にも素敵な自転車ライフを。