皆さんは最後に火を見てボーっとしたのはいつですか?
「前にBBQした時ぶりだなぁ〜」なんて方は多いんじゃないでしょうか?
焚き火の炎がゆらゆらと揺れる様子は1/f(エフぶんのいち)と呼ばれ、パチパチと火が爆(は)ぜる音と共に癒やしの効果がある事が科学的に証明されています。
ゆらゆらと変化する感じが心地良くて、火っていつまででも見てられるんですよね〜。
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この記事の内容
焚き火をできる場所が減っている
そんな焚き火をもうちょっと手軽に出来れば良いんですが、最近では地面で火を焚くのを禁止している公園やキャンプ場が増えてきているんですよ。
景観や環境の保護というのが理由みたいです。
そんな時に便利なのが焚き火台!
直火はNGでも焚き火台を使えばOKという公園やキャンプ場は結構多いんです!(東京都内なんかにもありますよー)
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昨今の焚き火台事情
そんな焚き火台ですが、おそらく一番売れているのは↑コレ。(僕の体感で笑)
ユニフレームという日本のメーカーが作っているファイアグリルという名品で、多人数で焚き火もできるし調理もできるので大大大人気の品です。
実際に使うと↓こんな感じ。
火を囲む感じがとても良いですよねー!網も付属するので調理も出来ちゃいます。
でも1つだけ難点が・・・、まあまあ重いんです!!
2.7kg!!
あとデカい!
「車で沢山荷物を積んでキャンプ行きます!」的な時なら最高なんですが、リュックに詰め込むのは厳しいですねー。
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お一人様用の焚き火台ありました!
出典:野良道具製作所HPより
そんな折、出会ったのが携帯式焚き火台「野良ストーブ」でした。
なんと、野良ストーブは開発者の里崎さん(@RS_A10)が「こんなのあったら良いな」と思い立ち、自分で図面を引いて実際に作ってしまった商品なのです!
自分で焚き火台を作ってしまうなんて、すごいですよね!!
里崎さんのものづくりに対するこだわりに関しては別途インタビューをさせて頂いておりますので、よろしければ併せてご覧ください。
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野良ストーブのディティール
では、野良ストーブのディティールについて細かく見ていきましょう。
こちらは2年ほど使い込んだ野良ストーブ。
使用回数は20〜30回ほどかと思います。
歴戦の証が刻み込まれて良い感じの雰囲気となっていますね。
真ん中が少し出っ張っているのが分かるでしょうか?
このように金属に「曲げ」が入っていることで、火にガンガンあてても本体が歪んだりしないように工夫されています。
実際に20〜30回ほど使いましたが、歪みなどは全くありません!
三角形のフォルムが可愛いですよね!
薪や枝に関しては、本体上部から入れることもできますが、側面にある板を外して側面から入れることも可能です。
また、側面の板を外すことで本体内に入り込む空気量を加減し、火力も調節できます。
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小さく折りたたむことが可能!
野良ストーブはコンパクトに折りたたむことができます。
折りたたむとリックなどにも入れることができますので、徒歩や電車でキャンプ場に向かう際に使いやすい焚き火台だと言えます!!
しかも、畳む際にパーツを取り外す必要はありません。
パーツがどこかに無くなってしまうということもないのは嬉しいポイントです!
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野良ストーブの良い点
- 軽くてコンパクト!を実現するユニークな構造
- 調理もできる
- 手入れがしやすい
- 火力の調節ができる
1つ1つ詳しく紹介しますね。
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1:軽くてコンパクト!
出典:野良道具製作所HPより
軽い焚き火台って他にも沢山出ているんですが、野良ストーブは他の焚き火台と比べて形がユニーク。
このユニークな形が、コンパクトさと機能性を両立させているんです!!
例えば、焚き木を乗せる面がメッシュになっていて超軽いユニフレームのファイアスタンド。
これは700gと軽いんですけど、結構長さがあってコンパクトさに欠けるんですよねー。(リュックに入れるのは、ちょいキツい)
また、コンパクトさ重視だと、笑’s・コンパクト焚き火グリル B-6君辺りが良いんですが・・・。
これはコンロっぽさが全面に出ているデザインで純粋に火を楽しむって感じではないんですよね。
その点、野良ストーブはコンパクトかつ火を純粋に楽しめる独特のデザインが魅力。
本体上部から細く絞られた火が出るようになっているんです!
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2:調理もできる
更に、野良ストーブは調理までできちゃうんです!
コンパクトな設計なのですが、五徳がうまく開くようになっており、ダッチオーブンなどものせることができます。
僕はこれで焼き芋を作りました(^o^)
イモ3つ焼ける網くらいなら余裕で乗りますよ!
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3:手入れがしやすい
野良ストーブは手入れがしやすいのも、嬉しいポイント。
底面は片側が外れるように設計されており、バカッと開くことができます。
こうすることで、中までゴシゴシ洗うことができるんです!
片付けや手入れが面倒なギアは使わなくなっちゃいますからねぇ〜。
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4:火力の調節ができる
また、野良ストーブは火力の調整もできるようになっています。
ポイントは両サイドに配置された板。
ここが抜き差しできる仕組みになっており、本体内に入り込む空気量を加減することで、火加減を調整できるんです!
調理をする際にもありがたい機能ですよね。
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こういう人には向いてないかも
利点の裏返しになりますが、サイズ感が小さいので、大人数で焚き火をしたい場合には向いてないです。
大人数で使う場合は、スノーピークの焚き火台なんか人気ですね。
利用シーンを考えて選ぶようにしましょう!
ただ、大人数での焚き火であっても、自分の足元に野良ストープを置いておくという使い方が個人的には好きです。
自分の手元で火をいじれるのは楽しいですからねぇ〜( ^ω^ )
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燃焼時間は短め
大きい枝や薪ははみ出てしまいます
また、本体が小さいので、大きな薪は入れることができません。
なので、燃焼時間は少し短めで、頻繁に枝や薪を入れて火を絶やさないようにする必要があります。
まあ、枝をくべるという作業も楽しいんですけどね!
もし、コンパクト・軽量かつ、長時間燃焼し続けるような焚き火台が欲しいのなら、↓こんな感じの大きな薪でもくべられるような形状の焚き火台がおすすめです。
こういうタイプの焚き火台は、若干はみ出たとしても大きめの薪をくべることができますからね!
※こちらはピコグリルという焚き火台です
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ココで入手できます!
出典:野良道具製作所HPより
野良ストーブに関しては、里崎さんが経営するWEBショップ「野良道具製作所」・Amazon・楽天で入手する事ができます!
価格は¥9,998!(2020年5月現在)
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軽量・コンパクト・火を楽しめる・調理もできる・超頑丈という他には無いコンセプトの焚き火台です。
公式ストアでは、万が一の場合のスペアパーツも販売していますので、一度購入すれば末長く使い続けることが可能となっています。
皆さんも野良ストーブで火のある生活を手に入れてみては!?
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