こんにちは!日本10周中ブロガーのオオホリ(@OOHORI_bicycle)です。
転職エージェント経由で転職してたけど不採用になってしまった・・・・。
この企業行きたかったのに・・・。
こんな状況のアナタ!
人材業界で4年半働いていたオオホリが詳しい事情ととるべき戦略を説明しますね。
この記事の内容
転職エージェントの仕組み
転職を成功させるためには、まずは仕組みを知ることが大切!
転職エージェントを通して転職する時の仕組みはこんな感じになってます。
まず、営業が案件(求人)をとってきます。
そして、エージェント(キャリアコンサルタントとも言います)が、その案件の中から転職者に適した案件を紹介するという流れです。
中にはC社の様に1人の人が営業とエージェントの両方の役割を果たしている場合もありますね。
その後、仮にA社経由で転職が決まったとします。
その場合、成功報酬としてA社に対して転職者Aの年収の30%程度が支払われるというのが転職エージェントの仕組みです。(紹介料は職種や会社に寄って異なります)
エージェントで落ちても採用になる可能性がある理由
①あなたの書類が人事まで届いていない
僕は転職エージェントの部署でも少し働いたことがあるので分かるのですが、あなたが就職を希望している企業だけでなく、実は人材会社内でも書類選考をしています。
そのエージェント会社によってやり方は違いますが、実際に面談をしてくれているエージェントや営業担当が書類選考をしているケースが多いですね。
上の図を見てもらうと、あなたが書いた書類が人事担当者に届くまで人を介しているのが分かると思います。
人材エージェント内での書類選考ではじかれて、あなたの書類は人事まで届いてない可能性もあります。
②人材紹介料の折り合いがつかない
人材紹介は企業にとってはコストの高い採用手法です。
年収の30〜35%が紹介料となりますので、年収300万の人を採用したとしても100万円近くの紹介料が必要になります。
僕は人材業界で営業をしていたのですが、「人材紹介(エージェント)で何人か面接したけど年収が高くて紹介料も高いから今回の採用は求人広告にするよ〜。良い人だったんだけどね〜。」とお客様から言われたことがありました。
また求人広告の営業が、「この職種であれば人材紹介で高い紹介料払わなくても求人広告で安く採用できますよ!」と営業をかけることもあります。
③複数のエージェントがバッティングしている
エージェントがバッティングしており、それぞれの紹介料が違う場合もまれにあります。
この図の場合、C社のみ30%で紹介料が安くなっています。
人事としてはC社経由の転職者を優先的に面接し、A社・B社経由の転職者はよっぽど良い人がいたら面接しよう!と考えるかもしれませんね。
じゃあ、どうすれば良いの?
希望企業に直接連絡か転職サイト経由で再度応募してみましょう!
決定権のある人に直で当たれるとBESTです。
どの転職サイトに出しているかはその企業によってばらばらなので、indeedという求人まとめサイトで一気に検索するのが便利ですよ!
ほとんどのサイトの求人を一括で検索出来ます!
転職サイトへの登録はコチラからどうぞ
自分が応募したい案件がindeedに載っていたら、転職サイトに登録して実際に応募しましょう!
リクナビNEXT・マイナビ転職・DODA・en転職の主要サイトは登録無料ですので、とりあえず登録だけしておいてください。
HPに求人情報が出ているケースもあります。
といった具合で、本当に行きたい企業なら諦めないでアクションしてみましょう。
また、その際にマナーなどは気をつけて下さいね。
今回採用にならなくても、何か縁があるかもしれませんし取引先になったりすることもありますので。
プチ転職講座 byブルゾンみきお
最後に、人材業界での営業経験があり延べ500社以上の人事や社長と採用について話をした僕から、転職に関して少しだけ解説!
転職方法は大きく分けると①転職サイト②転職エージェント③ハローワーク④知人紹介4つで、それぞれにメリット・デメリットがあります。
転職方法 | メリット / デメリット |
①転職サイト | ネットで手軽に見れる・スカウトがある / 自分で探す必要あり |
②転職エージェント | カウンセリングや書類添削がある / 多数の企業を比較できない |
③ハローワーク | 一番求人数が多い / 企業の質が玉石混交 |
④知人紹介 | 事前に内情を知れる・選考上の優遇 / 選択肢が少ない・断りづらい |
この4つの中でも転職サイトと転職エージェントに関しては人材系の企業が色々なサービスをリリースしておりどれを使えばよいか迷ってしまうと思います。
数多くある転職系サービスの中から、元業界人としてオススメできるサービスをいくつかピックアップしておきましたので、参考にしてみてください。
①転職サイト
転職サイトはWebサイト上で沢山の求人を一覧できるサービスで、転職する人(求職者側)は無料で利用可能。大手の総合型転職サイトの方が沢山の選択肢の中から選ぶ事ができるのでオススメですね。(SE・美容師・医師・看護師など専門職は大手総合型サイトではなく特化型サイトの方がオススメ)
具体的にはリクナビNEXT・マイナビ転職・DODA・en転職の4サイトです。
また、転職サイトは複数のサイトに登録して同時に利用した方が良いですね。
なぜかと言うと、転職サイトは掲載する企業側が掲載料を払っているため、複数のサイトに求人を出せる企業はほんの一握りなんです。つまりは、「このサイトにしか求人を出していない!」という企業がごまんとあるわけですね。
僕が営業していた時も「そんな複数のサイトに求人出すほど採用費無いよ!」とお客さんによく言われてました。。。
ということで、リクナビNEXT・マイナビ転職・DODA・en転職の4サイトに関しては、とりあえず無料登録しておき、自分の希望する案件を探すことオススメします。
②転職エージェント
更にこの転職エージェントサービスではカウンセリングだけでなく、職務経歴書や履歴書の添削や企業とのやり取りの代行までやってくれます。
かなり至れり尽くせりのサービスなのですが、デメリットとしては転職サイトのように自分主導で複数の企業を比較する事ができない事です。基本的にはエージェント(コンサルタント)が案件をオススメしてくる仕組みだからですね。
転職サイトと同じく、転職エージェントに関しても複数のエージェントを併用するのが基本です。
何故かというと、エージェント会社によって得意な業界や職種があるというのも、理由の1つなのですが、一番の理由はエージェント(コンサルタント)との相性が大切だからです。
正直、エージェント(コンサルタント)の実力ってまちまちなんですよね。(場合によっては研修が終わったばかりの新卒社員が担当として付く場合もあります。)また、エージェント(コンサルタント)も人間ですので、あらゆるお客様に合わせられるように研修や経験を積みますが、どうしても人間的な相性は出てくるでしょう。
こういった理由がありますので、基本的には複数のエージェントに登録してみて相性を確かめてみることをオススメします。
リクルートエージェント・DODAは2大勢力なので、とりあえず無料カウンセリング受けてみる位の感じで良いと思います。
外資系への転職ならJAC Recruitment という業界3番手のエージェントが強いですね。
おまけ:注目の新興サービス
最後に僕が最近注目している新興の転職系サービスを紹介しておきます。
正直、転職系のサービスは差別化がしづらくパッとしないサービスも多いのですが、僕が「コレは!」と思ったサービスに絞りました。
気になるのがあったら見てみてください。
1:サイトとエージェントの良いとこドリ / ジョブクル
なんと、アプリ上で転職エージェントの相談ができるという画期的なサービス!これは大手のエージェント会社は新規事業で立ち上げない限りはマネできないでしょうね・・・。
エージェントに相談はしたいけど、わざわざ足を運ぶのはハードルが高いと考えている人にはもってこいのサービスです。
2:エージェントを検索できる / マイナビ転職エージェントサーチ
マイナビは転職サイトは良いんですが、転職エージェントの領域ではリクルートエージェントとDODAに負けてるんですよね。(なので、さっきは紹介しませんでした)
そんなマイナビですが、このサービスは非常に面白い。
先程、転職エージェントはエージェント(コンサルタント)との相性が大切と書きましたが、このマイナビ転職エージェントサーチは、正にその課題を解決してくれるようなサービス。
なんと、複数の企業から自分にピッタリのエージェントを探すことができるんです!
また、エージェント(コンサルタント)の方の経歴や、カウンセリングする際に大事にしているポリシーなども書いているので自分に合いそうな人を探せるように工夫されています。
顔写真があるのもなんとなく安心できますね!これは良いサービス。
マイナビ転職エージェントサーチを見てみる
皆さんが良いキャリアを歩めますように!
以上、最後まで呼んで頂きましてありがとうございました。
少しでも役に立てましたら嬉しいです。
分かる範囲でしたらお答えします。