「マウンテンパーカーって種類が多くて分からない」「自分にあったマウンテンパーカーってどういう基準で選べば良いの?」そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。
お店に行ってもズラっと並んでいて初見だと違いが分かりにくいですよね・・・。
でも、ご安心ください!
今回はマウンテンパーカーの選び方を5つのポイントから分かりやすく解説しましたよ〜!
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1.デサインで選ぶ
この記事は雪山登山するようなガチ勢ではなく、「私服として街で使う」「キャンプの時に使う」「週末の登山で使う」といった方を想定して書いています。
そして、そういう方であればデザインを重視して選んでしまって良いと思いますよ!
そして、マウンテンパーカーをデザインで選ぶ際には国ごとにブランドの特徴を把握すると分かりやすいです。
まずは、何と言ってもアメリカですね。マウンテンパーカーを作っているアウトドアブランドは圧倒的にアメリカが多いんです!
そしてアメリカのブランドは機能性重視のブランドが多いですね。色も原色系のパリッとした感じの色が多い印象。
それに対してイギリス・フランスなどのヨーロッパ系・北欧系のブランドは落ち着いててスマートな雰囲気のブランドが多いです。
デザイン&色使いも洗練されてシュッとしてますね〜。
これは、あくまでの大まかな傾向になりますので、ブランドによって細かい特徴はあります。
1つ1つブランドを見てみるとお気に入りのデザインが見つかると思いますよ〜!
各ブランドのマウンテンパーカーについては、別の記事で書いていますので、気になる方は覗いてみてください。
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2.作っているブランドで選ぶ
マウンテンパーカーを選ぶ上で大まかに3つのブランドカテゴリーを把握しておくと非常に選びやすくなります。
ちなみに、このカテゴリー分けは僕が考えましたw
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アウトドア系ブランド
まず1つ目はスポーティー系のブランド。
いま出ているマウンテンパーカーのほとんどがこのスポーティー系のブランドになり、いわゆるマウンテンパーカーといえばこれですね。
耐水性といった性能に関しても最新の技術が用いられています。
例)THE NORTH FACE / patagonia / Columbiaなどなど
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クラシック系ブランド
2つ目はクラシック系のブランド。
マウンテンパーカーを世の中に始めて出したのはシェラデザインズというブランドだと言われていますが、シェラデザインズのマウンテンパーカーはこういったクラシカルなデザインとなっています。
他のブランドからもこういった形のアイテムが出ている事もありますね。
例)シェラデザインズなど
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ファッション系ブランド
3つ目はファッション系ブランドです。
マウンテンパーカーがファッションとして取り入れられることが多くなってから
普通のフアッションブランドもマウンパを作るようになりました。
ファッション系のブランドはデザイン重視で機能性では劣る場合が多いですね。
例)ユニクロ / GU / BEAMS / ユナイテッドアローズ
この3つのうち、どういう系統のブランドのアイテムが欲しいかを考えると選びやすくなりますね。
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3.性能で選ぶ
画像出典:http://www.columbiasports.co.jp/
マウンテンパーカーの性能で一番大切なのが耐水性能。
撥水(水を弾く)<耐水(小雨を凌ぐ)<防水(水の侵入を防ぐ)の順で上位の性能となっており、耐水性能の優劣は◯mmという単位によって表されます。
20000mm〜 | 台風や吹雪 |
15000mm〜 | かなり強い雨や強く降る雪 |
10000mm〜 | とても強い雨・みぞれ |
5000mm〜 | 大雨 |
300mm〜5000mm | 小雨・軽い雪 |
ただ、耐水性能は各ブランドによって基準が違っていたりしますので、詳しくは各ブランドの公式HPを参照すると良いでしょう。
また撥水(水を弾く)<耐水(小雨を凌ぐ)<防水(水の侵入を防ぐ)の更に上位の耐水性能として防水透湿性というのがあります。
言葉は少し難しいですが、簡単に説明すると「雨など外からの水分は弾くけど汗などウェア内部の水分は外に発散する」というのが防水透湿性になります。
画像出典:https://www.gore-tex.jp/
代表的なのが「ゴアテックス」ですね。
この防水透湿性の技術に関しても各ブランドが独自の名称を設けていたりします。(例えばコロンビアでは防水透湿性素材の事をオムニテックと呼んでいます)
基本的には撥水<耐水<防水<防水透湿性の順で価格も高くなっていきますので、自分にとってどの程度の性能が必要なのかを考えておくと選びやすいですよ!
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付加機能で選ぶ
画像出典:http://www.columbiasports.co.jp/
耐水性能以外の機能性を備えたマウンテンパーカーもあるので、その機能性を元に選んでいくという方法もあります。
代表的な性能としては防風・防寒の性能ですね。
その他にもウェア内の換気ができるベンチレーション機能、クルクル丸めて収納できるスタッフバッグ機能、フリースなどをジップで取り付けられる機能、防臭機能、速乾機能などがあります。
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4.着心地で選ぶ
これはあまり語られることがないかもしれませんが、マウンテンパーカーの着心地も選ぶ上での重要ポイントになってくると思います。
「どんな着心地が好きか?」というのは実際に着てみないと分からないと思いますが、着心地に関して実例を交えて紹介しましょう。
例えば、↓このマウンテンパーカーの裏地は表とは別の素材を貼り合わせてあります。
素材は100%ポリエステルで着心地はふんわりとしていて、ある程度は汗を吸ってくれるとは思うのですが、運動時などガッツリ汗をかく時には着たくないですね。
また、↓こちらも表とは別素材が貼り付けてある感じなんですが、先程のと違うのは、裏地もパリッとした素材なんですよね。素材はナイロン100%で、裏地はツルツルしていて汗を弾きます。
なので、汗をかく場面には向いていないですね。
↓こちらのマウンテンパーカーは裏地が貼り付けられていないんです。表も裏もなく1枚で出来てる感じ。
その分、多少の汗をかいても蒸れることはありません。(逆に言うと風も通すんですが)
素材は同じナイロン100%なのですが、生地にパリッと感が無いんですよね。その分着心地は柔らかいです。
このようにマウンテンパーカーの着心地は使われている素材や裏地がどうなっているかによって決まります。
ウェアによって着心地は様々ですがパリッとした着心地の「パリッと派」か? ソフトな着心地の「フワッと派」か?は決めておくと良いですね。
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何着も欲しくなりません?
ここまで読んでいただくとマウンテンパーカーにも色々な種類があるのがお分かり頂けたかと思います。
こうなってくると1着だけでなく2着目3着目と欲しくなって来るんですよねw
だって用途が全然違うんだもん!なんて言い訳したりしてw
あと、こちらで紹介した5つのポイントに加えてサイズや価格も重要な判断ポイントになってきますね。
悩んでいる時が一番楽しいかと思いますので、マウンテンパーカー沼で楽しく遊んでくださいw
ではでは。皆さんと素晴らしいマウンテンパーカーの出会いがありますように!