2019年1月15日。
僕は、高知県の大豊町という場所から日本1周の旅に出ました。
旅の目的は「次世代生き方図鑑」という、面白い生き方をしている人を集めた冊子を作る事。
寒すぎて断熱材を買ったり、長野でバッテリーが切れて立ち往生したりとトラブルもありましたが、60日間で47人分の取材(一都道府県につき1人)を終え、次世代生き方図鑑を完成させました!
。この旅では「モバイルハウス」と呼ばれる、車を改造して住めるようにしたものを利用して、移動を行いました。
つまり60日間は家には全く帰らず生活していたわけですが、この生活してみると、「家のありがたみ」とか普段は意識しないことを感じますね・・・笑
具体的な話をすると、家が無い生活してると「なんとか電気を確保しなきゃ」と常に考えるようになるんですよね笑笑
なので、実際に旅中で一番重宝したのは、電気を作ったり、貯めたりしてくれるアイテムでした!!
この記事を読んでいる方は「モバイルハウスで日本1周する」なんて経験は、今後の人生で訪れないかもしれませんが笑、今回はモバイルハウスで日本1周する際の装備についてまとめてみました!!
バカなやつがおるなーって感じでもよいので、読んでもらえると嬉しいです(*´꒳`*)
この記事の内容
日本1周の装備を大公開!
それでは、早速ではありますが、モバイルハウス日本1周に使用した全装備を紹介します!
もし、モバイルハウスでの日本1周を検討している方がいましたら参考にしてみてください。
(果たして、そんな人はいるのだろうか・・・?笑)
- ソーラーパネル&バッテリー
- 財布(免許証・保険証・クレジットカード・キャッシュカード)
- 寝袋
- 毛布
- 折り畳み傘
- 厚手のマット
- ランタン
- テーブル
- テント
- コンロ
- 調理器具(お皿・まな板・包丁・フライパン・コップ)
- 洋服
- お風呂セット(タオル・シャンプー・ボディソープ・歯ブラシ・髭剃り・化粧水)
- 常備薬
- コンタクトやメガネ
- スマホ
- 充電ケーブル
- モバイルバッテリー
- パソコン
ざっと見ていただいた感じ、「普通の旅行とそんなに変わらないな」と感じた方が多いのではないでしょうか?
正直、モバイルハウス旅で特に必要になるのはソーラパネル&バッテリーくらいで、他は「普通の旅行+キャンプ用品」といった感じです。
持っていって良かったもの
では、続きまして先にあげた全装備の中でも、特に持っていって良かったものに関して紹介したいと思います。
持っていって良かったアイテムの共通点としては「小さくて軽い」「準備やケアが簡単」といった特徴が挙げられます。
モバイルハウスに暮らして移動生活を送るというのは、想像以上に疲れるもの。
そんなモバイルハウス生活でも使い続けられるようなアイテムを持っていくと良いですね。
また、モバイルハウスでの旅中は電気の確保が死活問題。
ソーラーパネル&バッテリー、モバイルバッテリーといった蓄電ができるようなアイテムは必須になってくると思います。
- ソーラーパネル&バッテリー(SUAOKI ポータブル電源)
- スマホ(HUAWEI honor9)
- MacBook Air 11インチ
- ジェントスのLEDランタン(ジェントスのEX-777EP)
- マウンテンパーカー(パタゴニアのトレントシェルジャケット)
- ジーンズ(グラミチ ストレッチジーンズ)
- 厚手のマット
- モバイルバッテリー(AnkerのPowerCore 20100)
具体的なアイテム名に関しても挙げて紹介していますので、良かったら参考にしてみてください。
それでは、具体的に1アイテムづつ見ていきましょう!
1.ソーラーパネル&バッテリー(SUAOKI ポータブル電源)
モバイルハウスで日本1周旅のMVP装備は、間違いなくこちらの2点でしょう!
電気がないとスマホ・PCが使えませんからね。(PCで仕事しながら旅してたので、死活問題^^; )
こちらのSUAOKIのバッテリーは、今回のモバイルハウス日本1周旅のために貸していただきました。
容量は120000mAhなのですが、iPhone11のバッテリーが3110mAhなので、iPhone11を38回充電できる計算になります!!
USBだけでなく、普通の電源(AC/DC)でも出力することができるので、PCも問題なく充電することができました。
「ソーラーパネルでどこまで充電できるの?」という点が気になるかと思いますが、冬でも晴れた日なら丸2日くらいで満タンまで充電できました!
こちらのバッテリーは家庭用の電源からも充電できるのですが、60日間の旅中、家庭用の電源からは一度も充電せず、全て太陽光発電のみで乗り切れました!(意外といけるもんですね)
モバイルハウスの屋根にソーラーパネルを付ける工夫をすれば、電力には困らないと思います!(※電気毛布・ヒーターなど電力消費が激しいものは除く)
2.スマホ(HUAWEI honor9)
こちらのスマホに関しても大活躍しました。
一番使ったのはカメラ機能!
2019年のモバイルハウス日本1周は、「次世代生き方図鑑」という冊子を作るための旅だったのでした。
そして、この「次世代生き方図鑑」に使っている写真の半分くらいは、こちらのHUAWEI honor9というスマホで撮影しています。(残りの半分はiPhoneXで撮影)
このお2人の写真もhonor9で撮影しています
こちらのHUAWEI honor9という機種には、カメラが2つ付いていて、背景がぼやけた一眼レフのような写真も撮れちゃうんですよねぇ〜。
それでいて、スマホ本体の値段は3万円以下!!
iPhoneだと10万円以上しますからね・・・。
HUAWEI honor9に関しては詳しいレビューも書いていますので、よかったら見てみてください。
3.MacBook Air 11インチ
こちらもお仕事道具ですね。
モバイルハウス日本1周旅で思ったのですが、11インチというサイズ(A4より少しだけ小さいサイズ)は旅をしている時は絶妙に使いやすいです。
持ち運びにも良いですし、スペースがあまり取れない時や膝の上でも快適に作業できちゃいます。
僕が使っているのはMacBook Airの11インチなのですが、最新モデルは一番小さくても13インチからとなっているので、11インチの小さいMacBookはもうありません。
なので、11インチの小さいMacBookを買う場合は、MacBook Air11インチやMacBook12インチになるかと思います。
僕が使っているMacBook Air11インチは、中古だと2012年モデルが5〜7万くらいで買えますよ!
4.ジェントスのLEDランタン(ジェントスのEX-777EP)
ジェントスのLEDランタンはamazonレビューなどで非常に評判が良いですが、モバイルハウス旅でも非常に活躍しました。
まず、LEDランタンなので手間いらず。ボタン押すだけで灯りがつきます。
あと、電池持ちが異常に良いですね。
「実点灯時間は27時間(Highモード)」らしですが、数年前に買って一度も電池交換してないです。
こちらのEX-777EPは、明るさが360ルーメンとなっています。
360ルーメンがどれくらいかというと「キャンプならメインのランタンとしては弱いレベル」「少し弱めの間接照明レベル」といったところ。
モバイルハウスの中で少し荷物探したり、外で料理したりする時の手元を照らすといった場面で活躍してくれました。
5.マウンテンパーカー(パタゴニアのトレントシェルジャケット)
今回のモバイルハウス旅に限らずですが、このパタゴニアのトレントシェルジャケットは大活躍しますね!
もうアウターは、これ1枚あれば良いんじゃないかってレベル笑
僕がここまで、パタゴニアのトレントシェルジャケットを押す理由は4つあります!
- シンプルで使いやすいデザイン
- 小さく収納できる
- マジで長く使える
- ちょっとの雨なら平気
まず、デザインは超シンプルです。
胸元のパタゴニアのロゴが良い感じですね!
また、こちらのトレントシェルジャケットは使わない時は小さく丸めて収納することができちゃいます!
しかも、クシャクシャと丸めるとシワは付くんですが、着ているとすぐにシワが伸びてくるんですよね〜。
丸める際は右ポケットに収納する仕組み!収納袋が無くなる心配もないです
僕はこのトレントシェルジャケットを使い始めて3年が経ちますが、パリッとした生地のハリが無くならないのも嬉しいポイント!
1回買えば、マジで長く使えちゃいます。
加えて、トレントシェルジャケットは、防水性&透湿性を兼ね備えています。
つまり、「雨など外からの水分は弾くけど、汗などウェア内部の水分は外に発散する」ということ!
さすがに大雨や長時間の雨は防げませんが、小雨程度なら十分に弾いてくれちゃいます。
6.ジーンズ(グラミチ ストレッチジーンズ)
もうジーンズはこれがあれば良いんじゃないか・・・(2回目)
こちらのグラミチのストレッチジーンズは、とにかくストレッチ性がハンパないです!!!
なにせ、このグラミチっていうブランドは、もともと登山用のズボンを作っているブランドなのですよ。
そのストレッチ性たるや、「これ履いたまま登山行けちゃうんじゃね???」って思ってしまうくらいです。
加えて、ジーンズが立体的に作られており、脚が動かしやすいように工夫されています。
画像出典:Gramicci公式サイト
具体的には、こんな感じで股の部分に「遊び」があることで、動いた時に脚にストレスがかかりません。
ベルトの部分はナイロン製の調整具が付属しており、片手で簡単に調整できるのも嬉しいポイントですね。
まぁー!ファッション的なところは置いておいて、旅ジーンズとしてはとても良いかと思います!
7.厚手のマット
モバイルハウスでもキャンプでも、冬に寝る時に大敵となるのが「床冷え(とこびえ)」です。
つまりは、寝ている床から冷えてくるという事なんですねぇ〜。
キャンプの時の床冷えは地獄ですよ・・・・。「土ってこんなに冷たいの??」ってなります。
モバイルハウスとか車中泊は意外と大丈夫な気がしますが、車体と地面の間は空気が通るし、車体も金属製で冷えやすいので、けっこう冷えるんですよね。
なので、厚手のマットはあった方が良いです。
下の商品リンクで紹介しているのはサーマレストというブランドのもので、ボコボコした構造になっており、空気の層をつくることで、より保温性を高める仕組みになっています。
まぁ、僕はふつうに家にあったトレーニングマットを持っていきましたが笑
とにかく、「厚手」のマットというのがポイントです。
8.モバイルバッテリー(AnkerのPowerCore 20100)
モバイルハウス旅での鉄則は「電気を貯められる時に貯めておく」ということです笑
そのためには一般的な3000mAhとか5000mAhとかのモバイルバッテリーではダメです。
1〜2日間くらい、電源が使えないことも想定しておかないと!!
その点、なんと、このモバイルバッテリーの戦闘力は「20100mAh」!!!!!
iPhoneなら5回くらい充電できちゃいます。
もう2年くらいつかっているので、さすがにバッテリーがヘタってきて、満充電でもスマホ3回くらいしか充電できませんが、2年使って、それだけ使えれば十分です。
流石Ankerのモバイルバッテリーですね。
持っていって後悔したもの
続いて、持っていって後悔したものに関しても紹介しておきます。
持っていって後悔したものに共通するのは「準備・片付けが大変」「使いにくい」という特徴です。
- アウトドア用品(テント・テーブル・イス・コンロ)
- 電気毛布
- RVボックス
モバイルハウスにおいて、不要な荷物が多いということは、寝たり生活するスペースが圧迫されるということ。
なるべく不要な荷物は持っていかないようにしましょう・・・・。
1.アウトドア用品
モバイルハウス旅では、準備・片付けが面倒なものはだんだん使わなくなりました。
もう、疲れて準備する気力が無くなるんですよ笑
アウトドア用品が最たる例ですね・・・・。
- 大きめのBBQコンロ(写真のもの)
- 折りたたみテーブル(whole earthのコンフォートロールテーブル70)
- 折りたたみ椅子(ヘリノックスのチェアワン)
- ガスランタン(コールマンのルミエール)
この辺は、旅の中盤以降は全く使わなくなりました。
キャンプの時はキャンプ用品の準備も楽しみの1つですが、モバイルハウス旅では、とにかく簡単に使えるものを持っていった方がいいですね。
毎日のことですから。
もし持っていくとしても、↓こんな感じの小さくて準備に手間がかからないアイテムをおすすめします。
2.電気毛布
僕らが旅したのは2019年1月〜3月という冬ど真ん中だったので、めちゃ寒かったです。
なので、電気毛布自体はとても良かったです。
ただ、消費電力がハンパないんですよね・・・。
冒頭で紹介したバッテリーが一夜にして空になってしまいました。
モバイルハウス旅では、電気毛布・ヒーターといった消費電力が大きいアイテムは避けた方が良いでしょう。
3.RVボックス
普段、車で使っているRVボックスをモバイルハウスに持ち込んだのですが、これも失敗でした。
まず、蓋がついているので取り出すのが面倒になります。
それに加えて、RVボックの上に他の荷物をおいてしまい、旅の中盤以降は開かずのボックスになってしまいました・・・。
モバイルハウスで旅をする時は車内の収納方法について工夫する必要がありそうです。
ポイントは、収納力を確保しつつも、取り出しやすいことですね。
巨大なバッグを持ち込む、複数のバッグを持ち込むなどの方法もありますが、備え付けの収納を作ってしまうのが一番かな〜。
やっぱり良いものは良いね
今回、モバイルハウス日本1周旅の装備について整理してみて思ったのですが、やっぱり良いものは良いですね。
特にMacBook・honor9・トレントシェルジャケット・グラミチのストレツチジーンズあたりは、使っていてストレスが無いです。
このような、長く使える装備を今後も増やしていきたなと改めて思いましたとさ。
それでは、最後まで読んで頂き、ありがとうございました〜ヽ(;▽;)ノ